2012年3月9日金曜日

東日本大震災は「第二の敗戦」ではない!

東日本大震災からまもなく1年が経ちます。
先日、震災の各種データを分析したテレビ番組を見ていて、キャスターが冒頭で「第二の敗戦ともいわれる東日本大震災」とのコメントを述べておられましたが、私はそれがどうしても腑に落ちませんでした。

被害のあまりの甚大さ、復興の困難さからそういった表現をされたと思われますが、被災地では今のこの時にも厳しい環境にも屈せずに「負げでたまっか!」と歯を食いしばって復興に取り組んでいる方々が大勢おられます。
そういった方がこの「第二の敗戦」という言葉を聞いた時に、どう感じられるか・・・
敗戦という言葉からは、厳しい状況に打ちひしがれて打ちのめされているイメージが浮かび上がります。

また、東日本大震災のみならず全国的にも長引く不況などにより、出口の見えないトンネルのような状況になってますが、こんなときこそ皆が勇気が出るような励ましの言葉が大切だと思います。
いかに分厚い壁が立ちはだかろうとも、喜び勇んで前へ進み、家族のため、友のため、地域のため、社会のため、未来のために、断固として打ち破って見せる!そんな勇気が出るような励ましこそが、今、もっとも必要ではないでしょうか。

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