2012年9月27日木曜日

9月議会より①


昨日で9月議会が終了しました。
私の一般質問より、その一部を紹介します。

○再生可能エネルギーの更なる促進について

質問:本年7月からスタートした「屋根貸し制度」などに取り組み、公共施設を活用した促進を。

答弁:太陽光発電を軸に、市民共同発電所の設置や補助制度を拡充し促進してきた。今後も、施設の改修時などに検討していく。下水処理場では廃熱を利用した空調を検討。




2012年9月20日木曜日

「一体改革」は、責任感の表れ


先日、北海道の夕張市を訪れる機会がありました。
皆様ご存知の通り、夕張市は5年前の2007年に財政再建団体に指定され、事実上財政破綻した市です。
こうした事態を踏まえて、自治体の破綻を未然に防ぐために国は財政健全化法を制定し、4指標などを導入しました。
私たちも、自治体の財政健全化を語るときに、夕張市のこれらの事例を引用することがありますが、実際に行って、自分の目でいろいろと見てみると深く考えさせられる点が多くありました。
まず、財政再建団体に指定されると、鉛筆一本を買うのにも国の許可が要るといわれますが、全くその通りで、市庁舎や道路の補修は全く行われていません。
また、大規模に開発されていた観光施設も見てきましたが、そのほとんどが現在閉鎖されており「廃墟」の様相を呈していました。
市中心地の商店も、そのほとんどがシャッターが閉まっており、いたるところで「夕張映画祭」のなごりである大きな看板だけが寂しく目立っている状態でした。
しかし、日本にとってもそういった姿は地方だけの事ではなく、「議員がしっかりと行財政をチェックせずに、その場だけの耳障りのいい事を言って、問題をスルーしているととんでもないことになってしまうんだ」と実感しました。
公明党にとって「一体改革」は、責任感の表れなんです。








2012年9月13日木曜日

「井戸を掘った人への感謝を忘れてはならない」

尖閣諸島の領土権をめぐる緊張感が高まり、新聞やテレビ・ラジオなどのマスコミにおいても、感情的に相手を非難したり挑発するような姿勢が目立つようになり、大変に危惧を感じております。

2007年より在中国日本国大使館一等書記官を3年間勤められた伊佐氏も、その著書「科学技術大国 中国の真実」の中で、
「時にさまざまな要因によって日中関係に軋みが見られることもあるであろう。中国に対して強い口調で物を言うべき時もあるであろう。しかし大局観に立てば、どうあっても隣国同士として良い関係を模索せざるをえない。」
と、述べています。


こんなときだからこそ、お互いの顔が見える次元での友好交流や、正しい視点での報道で、お互いの疑心暗鬼を解く事が大切だと考えます。
幸いにも、我が池田市は中国蘇州市と友好都市締結をしており、これまで青少年の派遣や受け入れに代表される人的交流を行っています。また、寒山寺の鐘や、水月公園の斉芳亭などの寄贈も受けるなど、友好の輪を広げてきた経緯があります。
こうした友好の足跡を、今こそどんどんと発信していくべきだと思います。
実際に積み重ねてきたこれらの事実こそ、今の不安感や猜疑心を打ち破る、雄弁な平和の語り部たりえると考えます。
ということで今回のチラシは、「池田市と蘇州市 友好都市の歩み」という特集にしました。





2012年9月6日木曜日

「歯の健康」が、ポイント!

先日行われた「池田市民健康フォーラム」で行われた講演会
―歯の大切さを学ぼう―『お口を健康に、そして元気な老後へ』を聴かせていただきました。
とても素晴らしい内容だったので、今回のチラシで紹介させていただきました。

講演会で配布された資料に
『老人医学の目指すものは、単に生命を延長せしめることではなく、
高齢期(老年期)における健康を維持し、
老化に伴う進行疾患を予防し、
発生を防止することです。
つまり、寝たきりや認知症あるいは健康を損なった状態で長生きするのではなく、
健康で良質な生を全うするという意味です。』
と書かれていました。

まったくその通りだと思います。