2013年2月19日火曜日

素敵に歳を重ねられる社会を!


 私は本年、池田市の厚生常任委員会の委員長をしていることから、大阪府の後期高齢者医療広域連合議会の議員も務めさせていただいています。
 今日は、その連合議会の定例会が開催され、平成24年度の補正予算や25年度予算などについて審議をしてきました。

 後期高齢者医療制度は、今年の4月で6年目を迎えようとしています。
 制度の施行当初は、その名称や保険料の徴収方法がマスコミに取り上げられまして、大きな混乱を生みましたが、かつての老人保健制度にあった高齢者と現役世代の負担割合の不明確さや、加入する制度や市町村によって保険料額に大きな差があることなど、諸問題が一定の改善をされ、現在は、比較的安定した事業運営が行われています。
 この間、所得の低い方や被用者保険の被扶養者の方への保険料の負担軽減策が講じられたり、保険料の徴収も、年金からの支払いと口座振替も選択できるようになりました。

 このように、被保険者の方々の声を反映した制度の見直しも行われているにもかかわらず、未だに後期高齢者医療制度を「高齢者いじめの悪法だ。廃止すべきだ」との声もあり、残念な思いをしました。
 国においても、社会保障制度改革国民会議が開催されて議論されていますが、単なる反対でなく現実的で持続可能な、本当に高齢者のためになる制度を目指すべきではないでしょうか。





0 件のコメント:

コメントを投稿