「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」について、いろいろと調べていく中で、下のようなブログ記事を目にしました。
営業力アップ
人は往々にして目的と手段を混同してしまう・・・
ウン、深ぃぃ・・・
絶えず「何のため」を明確にすることが大切なんですね。
政治家の端くれとして、肝に銘じておきます(☆。☆)
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」 松浦静山・野村元監督
2010年10月12日
営業における「勝ち負け」について、松浦静山の「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という名言を活用しながら記事を書きます。
成功思考について、基本的なことですね。野村元監督も使われていました。
どのようにしたら成功するか? ではなく、どのようにしたら失敗するかを熟知し、確実に失敗する方法を避けることで、成功へと導かれるようにすればよい。
成功というのは「消去法」でしか勝ちとることができないと言われます。したがって失敗体験をいかに消去して成功体験だけを残していくか、なのですね。
私が組織営業力アップにおいて確実に失敗する組織改革方法は、「手段を目的化」したやり方だと考えています。
昨今、営業力アップするためにiPhoneやiPadなどを導入する企業が増えています。しかしそれも同じことですよね? iPhoneやiPadなどを導入してどうするのか? ということです。
何を実践してもよいですが、それはあくまでも手段であって目的ではないということです。
ダイエットをしたい。そのためにナイキのジョギングシューズを買う。
……それはとても良いことです。
しかしナイキのシューズを買う前に、「いつまでに」「どのような方法で」「どれぐらい体重を」減らすのかを設定することを忘れてはいけません。
営業の仕事は目標予算を達成させることです。それを全員納得してから何かをはじめないと、すべて
「いろいろやったけど、うまくいかなかったな」
ということになります。
手段を目的化した方策をとるぐらいなら、何もしないほうがましです。何かしないと不安だから、あれこれやろうとするマネージャがいますが本末転倒です。マネージャの自己満足のために時間だけが奪われていくのなんてとんでもない話です。
目的を定量的に設定して、PDCAサイクルを回さないのであれば結果は出ないのです。出たとしてもその方策のおかげではありません。
このように、目的が達成されるかどうかは別にして、目的を明瞭にせず手段だけ繰り返し実践していても確実に失敗します。
失敗することをいかに「消去」していくか?
これが成功へと近づく、確実なプロセスですね。
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