2011年8月14日日曜日

『山の辺の道』を炎天下、歩いてきました。



日中はなるべく表に出ないようにといわれている猛暑のなか、奈良の『山の辺の道』を16キロ、歩いてきました。

最近、山歩きにはまっていてビギナーコースに一人で挑んでいたのですが、知人が秋に計画されてる会社のレクリェーションの下見に行くということで「一緒に行こう」と声をかけていただき、同行させていただきました。
『山の辺の道』自体は歴史あふれる人気のハイキングコースで見所満載だったのですが、さすがにハイカーはほとんどいてません。
朝の9時過ぎに天理駅を出発し、途中何度か休憩して14時半に桜井駅に到着。夕方には池田に帰ってきました。
そして、やっぱり、生ビールが旨かった!
同行した3人でワイワイガヤガヤ。こういう時はやはり、一人で歩くよりも楽しい。
いっぱいかいた汗と共に、日頃のストレスも発散してきました。

ところで、この『山の辺の道』は『東海自然歩道』にもなっていました。
『東海自然歩道』といえば箕面の明治の森にあるのは知っていたのですが、なぜこんなところにも?と思って調べてみると、なんと、箕面からここまで繋がっていたのでした。更には、この先、東京の明治の森まで全長1697キロも延々と続いているのです。
昭和44年、厚生省(後に環境省が継承)が長距離自然歩道を作る事を提案し、昭和45年から関係自治体の協力のもとに整備が始められ、昭和49年に完成したとのこと。東京都八王子市の「明治の森高尾国定公園」から大阪府箕面市の「明治の森箕面国定公園」までの11都府県約90市町村にまたがる長距離自然歩道です。
【二つの国定公園を歩道で結ぶというこの企画を契機として、道中の高原や湿原、峡谷等が次々と国定公園に指定された。 観光地でも山奥でもない、しかし自然の生態系が存在している場所を公園に指定したこの試みは、それまで観光地としての意味あいが強かった国定公園に保護林ネットワークとしての役割を持たせ、後の国定公園のあり方について示唆を与える事となった。wikipedia】

こんな雄大な計画の一端が、お隣の箕面市にあったなんて知りませんでした。奈良まで来て、地元の勉強になりました。
「定年になったら、端から端まで歩いてみたいネ」などと、ビールを飲みながら夢のような話で盛り上がりました。

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