2011年7月25日月曜日

負げでたまっか!東北がんばっぺ!

先日来、このブログで紹介していた箕面市出身、渋中出身の東北・東根市の市議会議員候補の〔河村ゆたか〕さんから、今日の朝一番で電話がありました。
昨日の投票結果、なんと19人中堂々の2位で当選!1620票獲得とのこと。応援いただいた方々に心からの感謝をしますとのことでした。

「疲れたやろ、大変だっただろう、ちょっとはゆっくりできるネ。」
と言ったところ、
「そうも行かないんです。すぐに仙台に応援に行かないと・・・」
とのこと。

東北はいまだ「震災との戦争」の真っ最中なんですね。
決して過去形ではない。いまだに、電気も水道も通らない被災の現場で、将来に不安を抱えながらも懸命に戦っている方がたくさんいる。
そんな中で、東北の公明議員は自分の選挙が終わったらさっそく被災地に赴いている。
「さすが!」と思いました。

先日、雑誌「潮」の記事に、宮城県知事と仙台市長の、公明党とその支持母体の組織に対するコメントが掲載されていました。
ご紹介します。


地域社会に信頼されている事実を実感
宮城県知事 村井嘉浩 
(行政の手配ミスにより、避難所の救援物資が届かなかったことに対して)
「こういう極限状況だから多少の手違いはやむを得ない」と寛容に受け止め、足りない食料については自力で調達された。そればかりか、逆に私どものところへ多額の義援金をお持ちいただき、「がんばってください」と私を励ましてくださったのです。
その一件にかぎらず、震災対応において、本来は行政がやるべきことまでやってくださっていると感じます。
そのことを可能にしている力の源の1つが、全国に広がるネットワークでしょう。震災発生の翌日には新潟の組織から手作りのおにぎりが大量に届けられたことなど、強固なネットワークを思い知らされるエピソードをいくつもうかがっております。
そしてそれは、たんに事務的なネットワークが整備されているというだけではないでしょう。たとえ非常時の連絡網や災害対応マニュアルを緻密に作ったとしても、土台となる心の絆がなければ、いざというときに機能しないものです。強い心の絆で結ばれているからこそ、今回も各地の組織が迷わず被災地の応援に奔走できたのでしょう。私は、その絆こそが素時らしいと思います。行政もそこを見習わなければいけません。
印象的だったのは「利他の精神」
仙台市長 奥山恵美子 
仙台市には、「指定避難所」が約200ヵ所用意されています。しかし、今回の震災は被害が広範囲でライフラインも途絶したことから、指定避難所だけでは対応しきれませんでした。じつに総勢10万人以上もの仙台市民が避難者となられたのです。
市としては指定避難所に物資を配給するのが精一杯で、それ以外にはなかなか物資をお届けすることができませんでした。その中にあって、独自ルートで支援物資を確保してくださったのは、たいへんありかたいことでした。とくに、緊急度の高い震災後最初の一週間、多くの仙台市民を守っていただきました。
今回の震災を通じて痛感したのは、市民一人ひとりを結ぶ日頃からの心の絆が、こういうときこそ生きてくるということです。非常時とはいえ、それまでなかった絆が突然生まれるものではありませんから…。仙台市では「共助の地域づくり」をスローガンに掲げてきましたが、改めてその大切さを痛感いたしました。
その「共助の地域づくり」の模範を、示しておられると私は思います。
なお、復興に向けての闘いのなかで、私も多くの会員さんと接しました。そのなかでとくに印象的だったのは、被災地ボランティアでがんばっておられる方が、「私はいま、被災者の方々のために働けることそれ自体が幸せです」と言っておられたことです。その利他の精神に感服いたしました。

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