2011年7月29日金曜日

こんな面白い企画があるんですよ!

皆さんは「大阪あそ歩(ぼ)」って、聞いたことがありますか?

私はついこの前までは知らなかったのですが、ある市民の方に教えてもらいました。
平成20年に、大阪市、大阪商工会議所、(財)大阪観光コンベンション協会により、大阪コミュニティ・ツーリズム推進連絡協議会が発足し、大阪の街のおもしろさや魅力を広く発信する目的で、様々なまち歩き活動の掘り起こしに取り組んでいます。
大阪市内で約150のコースがあり、それぞれが3時間ほどのまち歩きコースになっており、参加申し込みが必要になります。15~20名で締め切られ、参加費用は約1,000円。当日はボランティアのガイドさんがついてくれて、それぞれのコースの魅力を、面白く楽しく案内してくれます。

「大阪あそ歩(ぼ)」

ということで、私も先日初めて参加してきました。
参加したコースは「これぞ浪華八百八橋!中之島名橋コレクション」~過去と現在を繋ぐ歴史の架け橋たち~です。
大阪中之島界隈の名橋を中心としたそれぞれの橋の物語、ドラマや、中之島公会堂など歴史的建造物を巡り、水の都・大阪の歴史を堪能してきました。
朝10時に京阪・中之島駅に集合、出発。ガイドは2名着いてくれました。同行した参加者の中には80コース目だという人や50コースほど参加したというつわものもおられて、それぞれの観光ポイントでは内容の濃いやり取りとなり、結局、当初のゴール予定だった中之島東端噴水までたどり着けず、難波橋で時間切れとなりました。

参加した感想としては、普段何気なく通行している淀屋橋や肥後橋にも、味わい深い歴史があり驚きました。
また、江戸時代から大阪は八百八橋と言われるほど多くの橋があったのですが、江戸との大きな違いは、その多くは民間が掛けたものだった。だから洪水などで橋が流されたり修理が必要になったときは、その橋を使う周辺の店が、間口の広さなどで割合を決めて費用を負担していたらしい。
近年、新しい行政の在り方として「民による公共」という考え方が議論されていますが、商人のまち大阪では古くからそうしたことが当然のこととして行われていたんですね。

今回初めて参加した「大阪あそ歩(ぼ)」ですが、運営の仕方やその内容の濃さなど、とても勉強になりました。
我が池田市にも多くの観光資源があり、同じ形は無理だとしても、なにか参考になればと思います。

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