2011年9月17日土曜日

ちょっと反省(*- -)

本日の新聞に掲載されていた一説です。
当然と言えば当然の常識です。
しかし、いまどきこういったことを真正面からきちんと教えてくれる人はいません。
特に若い人たちには、煙たがられたりされるので、口やかましく言う人は皆無です。

私は、幼少のころ祖母に育てられたので、それはもう、うるさかったです。表に表れる言葉のことじゃなくて、その奥にある心根のことをよく言われました。
あるとき、働いていた母が、貧しい家計をやりくりして、私の誕生日にショートケーキを買ってきてくれていました。しかし家計のことなどわからない私は、丸いデコレーションケーキがほしいと文句を言いました。その時、祖母は烈火のごとく怒って「人の気持ちもわからない子供に食べさせるケーキはない!」と言って、そのケーキを投げ捨てられ、延々と説教。その後、泣きながらつぶれたケーキを食べたのは、今でも忘れられません。
その祖母も3年前になくなりました。いまでも感謝しています。

最近では、私の祖母のように、その人のために本気で怒る大人の方は少なくなったなぁと感じています。
私にしても、日々の惰性からそうしたことが疎かになっている部分があります。知らない間に、自分はえらいと錯覚している部分があるやも知れません。
そんな自分にとって、こうした人間としての基本的なことを、たえず指摘していただき、しっかりと軌道修正できることは本当にありがたく感謝いたします。
今後の自身への戒めとして、掲載します。
「言葉遣いにしても、ぞんざいであったり、変になれなれしく、礼を欠くようなことがあってはならない。言葉遣いには、人格が表れます。
年長者に対してはもとより、後輩に対しても、敬語を使うべきです。
また、会員の方々とお会いした時には、すぐに自分の方から、あいさつするんです。その場合も、ポケットに手を突っ込んだまま、『おうっ』なんて言うようなことをしては、絶対にいけません。青年部出身の幹部は、特に注意すべきです。きちんと礼を尽くし、真心を込めて、あいさつするのが基本です。
さらに、人と接する時は、笑顔を忘れないことです。いつも眉間に皺を寄せ、ぶすっとした、機嫌が悪そうな顔や、怒っているような顔をしていたのでは、みんなが不愉快になります。相談もしなくなります。そうなれば、団結はできません。幹部は、さわやかな笑顔で、皆を包み込んでいくんです。
そして、会員の皆さんへの感謝が大切です。特に、苦労して頑張ってくださっている方や、何かで尽力してくださった方がいたら、機会を逃さず、丁重に『ありがとうございます』と、御礼を言うことです。
組織といっても人間の世界です。感謝の言葉もなく、やって当然というような態度であれば、皆の心は離れていってしまう。
もう一つ重要なことは、迅速な行動です。本部から会員の皆さんにお届けする物が来ているのに、何日もそのままにしてある。あるいは、会員の皆さんから何か頼まれても、なかなか行動しない。そういう幹部は、信頼を失います。連絡、報告もスピードが勝負です」

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