2011年11月15日火曜日

脳卒中に注意! 公明新聞より

脳卒中が多いとされる冬が目前に迫りました。
特に「脳出血」は、寒さで血管が収縮し血圧が上昇することで起こりやすいので注意が必要です。
「突然発症し、後遺症が残ることが多い」。これが脳卒中の特徴です。
近年、脳卒中の多くを占めるのに根本的治療がなかった「脳梗塞」も、後遺症の回避や軽減が可能になりました。
効果の高い血栓溶解薬(t-PA)が登場し、公明党の提案で2005年に健康保険が適用されたからです。
ただし、発症2時間以内に専門的病院に到着し、同3時間以内に治療を開始する必要があります。
それだけに、脳卒中は予防とともに発症時の「一刻も早い」「適切な」治療とリハビリが肝心です。
医療や介護の費用圧縮にもつながります。
しかし、救急搬送、専門的病院、リハビリの体制、予防への意識啓発……
現状では、いずれも国を挙げた充実・改善の取り組みが必要です。
公明党は、こうした課題に患者の視点に立って取り組むための「対策基本法」の制定をめざします。

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