2011年11月21日月曜日

種を植えるということ

いつもお世話をさせていただいている、猪名川運動公園の花壇。
コスモスも完全に終わったので、来春に向けて手入れをしました。

まず、草刈り機でコスモスや雑草を刈り、それを片付け、エンジン付きの耕す機械で土を起こして、畝を作り、種や球根、パンジーを植えてきました。
ボランティアグループ「猪名川花の会」のメンバー5人程で、3日ほどかかりました。
今年の春は、見事に花々が咲き誇り、散歩などで通りかかる人々にとても喜んでいただけたのですが、来春はそれ以上に美しい花々が咲き乱れることでしょう。

この花壇のお世話をするようになってから3年がたちます。
初めのころは、河川敷のために、土といってもほとんど砂のような状態でしたが、今ではとても肥えてきて、ちょっと掘ったらミミズなどが出てきます。

グループのリーダーの東田さんが「絶対に立派な花壇にしようね。」といって、続けてきたのですが、相手が生き物だけにやはりかなりの手間がかかります。
夏場の水やりは当然、雑草をこまめに抜いたり、台風が来たら花が倒れないように支えをいれたり、などなど。
そして、ゴールがないんですよね。
春夏秋冬、季節は巡り、そのたびに大地に種を植え続け、めんどうを見続けていく。
やってみて初めて、その尊さがわかりました。

でもこれって、人間でも同じかも・・・
関わり続けて、めんどうを見続けていく以外に、人は育たない。
池田市から、多くの立派な人たちが輩出していけるよう、多くの人たちが陰で関わり続ける、そんな池田市になったらいいのになぁ。
そんな事を思いました。

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