2011年11月21日月曜日

種を植えるということ

いつもお世話をさせていただいている、猪名川運動公園の花壇。
コスモスも完全に終わったので、来春に向けて手入れをしました。

まず、草刈り機でコスモスや雑草を刈り、それを片付け、エンジン付きの耕す機械で土を起こして、畝を作り、種や球根、パンジーを植えてきました。
ボランティアグループ「猪名川花の会」のメンバー5人程で、3日ほどかかりました。
今年の春は、見事に花々が咲き誇り、散歩などで通りかかる人々にとても喜んでいただけたのですが、来春はそれ以上に美しい花々が咲き乱れることでしょう。

この花壇のお世話をするようになってから3年がたちます。
初めのころは、河川敷のために、土といってもほとんど砂のような状態でしたが、今ではとても肥えてきて、ちょっと掘ったらミミズなどが出てきます。

グループのリーダーの東田さんが「絶対に立派な花壇にしようね。」といって、続けてきたのですが、相手が生き物だけにやはりかなりの手間がかかります。
夏場の水やりは当然、雑草をこまめに抜いたり、台風が来たら花が倒れないように支えをいれたり、などなど。
そして、ゴールがないんですよね。
春夏秋冬、季節は巡り、そのたびに大地に種を植え続け、めんどうを見続けていく。
やってみて初めて、その尊さがわかりました。

でもこれって、人間でも同じかも・・・
関わり続けて、めんどうを見続けていく以外に、人は育たない。
池田市から、多くの立派な人たちが輩出していけるよう、多くの人たちが陰で関わり続ける、そんな池田市になったらいいのになぁ。
そんな事を思いました。

2011年11月15日火曜日

脳卒中に注意! 公明新聞より

脳卒中が多いとされる冬が目前に迫りました。
特に「脳出血」は、寒さで血管が収縮し血圧が上昇することで起こりやすいので注意が必要です。
「突然発症し、後遺症が残ることが多い」。これが脳卒中の特徴です。
近年、脳卒中の多くを占めるのに根本的治療がなかった「脳梗塞」も、後遺症の回避や軽減が可能になりました。
効果の高い血栓溶解薬(t-PA)が登場し、公明党の提案で2005年に健康保険が適用されたからです。
ただし、発症2時間以内に専門的病院に到着し、同3時間以内に治療を開始する必要があります。
それだけに、脳卒中は予防とともに発症時の「一刻も早い」「適切な」治療とリハビリが肝心です。
医療や介護の費用圧縮にもつながります。
しかし、救急搬送、専門的病院、リハビリの体制、予防への意識啓発……
現状では、いずれも国を挙げた充実・改善の取り組みが必要です。
公明党は、こうした課題に患者の視点に立って取り組むための「対策基本法」の制定をめざします。

2011年11月8日火曜日

なるほど!ゴミ袋有料化の背景 ②



しばらく更新が空いてしまいました。

さて、大阪府がゴミの排出量やリサイクル率の低さにおいて全国ワースト1の理由の二つ目です。
実はこれが大きな問題なのですが、大阪湾の「フェニックス計画」が、リサイクル率を大きく下げているとのことでした。
フェニックス計画とは、都市圏内陸部でのゴミの焼却灰や廃棄物処理場の確保が困難になってきたため、臨海部の大都市や周辺自治体が参加し、廃棄物で海面を埋立て人工島を造成する計画です。

このフェニックス計画は、埋立て終了後の造成した土地を売却して、資金を回収するという仕組みになっています。
本来、ゴミはできるだけ排出量を減らして、再生可能資源としてリサイクルすることが望ましいわけですが、港湾事業としては計画通りに埋め立て事業が進捗しなければ、当然それだけ事業費や管理費の予算もかさんできます。
ゴミを出す方としても、高いコストをかけてリサイクルの回すよりも、安いコストでゴミとして処分する方が得というわけで、ゴミの排出量削減が進まなくなってしまうのです。
フェニックス計画という「広大な処分場を持ったことが近畿圏でのゴミ減量の取り組みを遅らせた一因」との指摘もあります。

さて、そのフェニックス計画も平成33年には大阪湾の処分場が満杯になる予定ですが、新たな処分場を建設するには環境調査や護岸工事で10年以上かかり、また多額の事業費負担の問題や、将来埋め立てた土地が売れる見通しも立たない状況の中、後継の処分場をどうするか、今、改めて検証されています。
国としても、資源循環型社会の進捗がワースト1の大阪で、これまでと同じようにフェニックス計画に頼ることには批判的とのこと。
こうした背景から、大阪府では何としてもゴミの減量、そしてリサイクル率のアップを図らなくてはならない状況になってきています。
そして、各市町村に対して、ゴミの全量有料性へのスイッチを促しているとのことでした。

池田市では、先の9月議会においてこのゴミの全量有料性への転換を可決し、明年4月より実施されます。
当然、池田市には池田市なりの事情もあり、そうした立場から議論を尽くして市民の皆様へのご協力を求めることとなったわけですが、その背景にはこうした事情もあったわけです。
お隣の箕面市ではすでに、フェニックス計画が閉鎖となったときのための残灰処理場を止々呂美に用意されていますが、そうした場所を持たない池田市としては「ゴミの排出量削減」に真剣に取り組まなくてはなりません。
循環型社会を構築するという観点から考えると、ゴミの全量有料性というのは有効な手段の一つかもしれません。
そのほかにも考えられる手立てを徹底してゴミの減量化に取り組んでおかないと、近い将来に大変なことになってしまうと実感いたしました。


さて、話は変わりますが、大阪府知事選が11月10日に告示となります。
そうしたことから、知事選が終わるまで、水曜日朝に行っていた池田駅での街頭活動はお休みさせていただきます。
つきましては、毎週発行していました「手書きチラシ」もお休みさせていただきます。

2011年11月4日金曜日

なるほど!ゴミ袋有料化の背景 ①

「秋といえば・・・」とのアンケート。
ある統計によると「食欲の秋」というのが、約半数だとか。
しかし、私にとって今年は「学びの秋」です。
先日は「小中一貫教育」の視察に「どろみの森学園」に行ってきたところですが、10月28日には公明党大阪府本部で開催されたセミナー「低炭素・省エネルギー循環型社会の構築」に参加してきました。
また10月31日、11月1日と、私の所属してる厚生委員会の視察で、尾道市の「認定こども園」、大野城市の「赤ちゃんヘルパー事業」を学びにも行ってきました。
もしかすると、大学生の娘や息子よりも、よく勉強しているかも(*^-^)

さて、大阪府本部で行われた「環境」に関するセミナーでは、大阪府の環境農林水産総務課の片山参事、循環型社会推進室の佃課長補佐が、大阪の現状と取り組みについて説明してくださいました。
その中で、「なるほど」と感じたポイントが何点かありました。
何と、私たちの住む大阪府は、ゴミの排出量においても、リサイクル率の低さにおいても、全国ワースト1なのです。
なぜなのか?――
その理由について、大阪府もしっかりと分析をしていました。

第一の理由としては、「大阪府は他のどこよりも規模の小さい事業所が多く密集していること」でした。
そうした事業所でのゴミの処分は、基本的に業者に委託いたします。すると業者は、ゴミの分別等は関係なく、1日いくらで収集します。
一方、事業所においても規模が小さくゴミを置いておくスペースが狭いために、ゴミを分別して出しません。
そうしたことから、本来リサイクルで処分されるべき資源ごみも、何もかも一緒くたにひっくるめてゴミとして処分されているそうです。
統計を見ても、家庭系のごみのリサイクル率は全国平均なのですが、事業系のリサイクル率は断トツでワースト1なのです。

そういえば私も会社員として勤めていたころは、一般家庭で行っているほど細かな分別はしていませんでした。
ペットボトルはラベルをはがして、キャップも外し、紙パックは中を洗って乾かし、広げてまとめて・・・
なんてことをしている男性の会社員は、一般的にみても少ないのではないでしょうか。
「もう(・ε・)、いい大人なんだから、ちゃんと分別できるようになってよ」
と、嫁に怒られる原因も、実はここにあったのかも・・・(それは違う(;^_^)



続く

2011年11月2日水曜日

今日のちらし

学校施設再編・・・?整備・・・?計画・・・
一般の市民にとっては、賛成や反対というよりも、まず「何のことやら・・・」というのが正直なところみたいです。
ということで、今日はこのチラシを配布しました。