2011年8月30日火曜日

教育の目的とは・・・

先日、中学校の先生と話する機会があり、今の子供についていろいろと教えていただきました。

池田市では公明会派として、6月議会で中学校給食の実施について要望いたしました。それが何とか形になりそうなのですが、問題は多くの残食が予想されることらしいです。現在のお弁当の昼食でも、本当に小さなお弁当箱で、あまり食べないそうです。
それは、ダイエットとかを意識してそうなっているのかと尋ねたところ、そうではないとのこと。食べ盛り伸び盛りの年頃なので、家ではたくさん食べているらしいです。
それが学校では、『大食らい』とか『ドカベン』などと、周りから冷やかされるのを嫌がってほとんど食べないらしいです。また、最近の嫌がらせは、昔と違って陰湿でずっと続くらしいです。
ですから、給食だけに限らず、全ての学校生活においても、なるべく目立たないように気を使って生活している風潮があるとのことでした。
学校給食を実施するメリットとしては、最近何かと問題になっている子供たちの偏食や間食を正す『食育』という重要な意味があるのですが、それが素直に受け入れらるように願ってやみません。


とき奇しくも、先日、アメリカの教育研究の伝統を刻む南イリノイ大学で「デューイ研究センター」の所長を勤められているラリー・ヒックマン博士の記事を読みました。その内容は、
『「一人」の成長に力を傾け、「思いやりの心」を育てる』
と言うものでした。また、
「教育の意義は、よき人生のための準備にあるのではなく、人生を生きることそのものにある。・・・教育は何かのための手段ではなく、目的そのものなのです。」とも。

少子高齢化社会だからこそ、一人ひとりの子供たちを大切にしていくべきではないかと、その中学校の先生も言っていました。
どうか、池田市の子供たちは、現代の学校の悪癖に染まることなく、のびのびと学んで自分らしく成長してほしい!
そういった思いを根本として、これからも教育の諸課題に対して一生懸命に取り組んで行きたいと思います。

2011年8月23日火曜日

3年前の陳情が、一歩前進!

本日の公明新聞に、「エコチル調査が本格始動」という記事が載っていました。
これは、化学物質などの環境因子が、子どもの成長・発達にどのような影響を与えるかを、10万組の母子を対象に調査する大規模な「子どもの健康と環境に関する全国調査」のことで、今年8月以降に誕生する赤ちゃんを対象に本格的に始まりまったものです。

実は3年前の7月に、八重樫善幸府会議員と加治木一彦府会議員と共に、この件で公明党の加藤修一参議院議員に陳情に東京に行ってきました。
有害化学物質被害に苦しまれている市民の方からのご相談だったのですが、当然一つの市だけでは対応できないことなので、八重樫府会議員にもお願いして大阪府としてもこの問題に取り組んでいただき、更には国としての法整備が必要だということで、以前よりこの問題を国会にて何度も取り上げておられる公明党の加藤修一参議院議員に会いに行ったのです。

その折に加藤修一参議院議員から、この「エコチル調査」の話があったのですが、各省庁をまたぐことでもあり、また長期間の取り組みとなることなので、なかなか実現が難しいとのことでした。
しかしその後、加藤氏の地道な取り組みにより今回の本格始動に結びつき、私も感動ひとしおです。
ただ、この調査は長期に及びますし、すぐに有害化学物質患者の救済には結びつきませんが、原因解明や法整備に繋がる大切な一歩であると確信しております。
今後も、公明党は子どもたちの健康管理にかかわる問題に対して、しっかりと取り組んでまいります。

背景 
この数十年で、子どもの健康に関して大きな変化が見られます。学校保健統計によると、ぜんそくの子どもの数は、20年前に比べ3倍から4倍に増えています。
また、ダウン症候群や水頭症などの先天異常の子どもが生まれる頻度は、1970年代後半に比べ、2000年~04年は約2倍に増えています【グラフ参照】。
こうした変化は、子どもの妊娠、成長期に取り込む化学物質が、神経発達、免疫・アレルギーなどの構造に大きな影響を与えているからではないかと指摘されています。
エコチル調査は、化学物質をはじめ、遺伝、生活習慣などの環境因子が、子どもの成長・発達にどのような影響を与えているかを明らかにしようとするものです。 
調査 
エコチル調査は、今年8月から14年8月までに誕生する子どもと母親が対象です。
母親へは、今年1月から、調査に協力する医療機関の産婦人科を受診した妊婦に対し、調査への協力をお願いしています。
調査は、妊娠期、出産期、赤ちゃんの1ヵ月健診ごとに、母乳やさい帯血の採取、母親と赤ちゃんの血液、毛髪の採取などを行い、体内にある化学物質の種類と量を計測します。
その後、生後6ヵ月から13歳まで6ヵ月ごとに行うアンケート調査に加え、数年ごとに面談調査と身体測定を行い、生活習慣、生活環境などを調べます【イラスト参照」。
こうして集められたデーータを解析し、もし先天異常が見られた場合に、最も関係が深い化学物質などの環境因子を特定し、今後の子どもの健康管理に役立てることにしています。 
公明党のこれまでの取り組み 
化学物質から子どもの健康を守るため、公明党は、02年にシックハウス症候群の原因物質とされるクロルピリホスの使用を禁止し、ホルムアルデヒドの使用を規制しました。
また、06年には、学校でのシックハウス対策のための指導用参考資料を作成。
さらに、09年には化学物質過敏症の病名認定を実現しました。
この結果、治療などで保険の適用が可能となり、患者負担の軽減も実現しました。
今回のエコチル調査も公明党の強力な推進でス夕ートしたものです。

2011年8月22日月曜日

民主党、末期的状態!

民主党が、菅首相の後継を選ぶ党代表選を29日に実施し、30日に新首相を選出する日程で調整を始めたとのこと。
前原氏が出馬するとかしないとか・・・
海江田氏に至っては代表選出馬のために、党員資格停止処分となっている小沢氏の処分を解除することを検討しているとか・・・
震災から半年近くたって、国を挙げて復興に取り組まなくてはならない時に、あまりにもバラバラな状態に憤りさえ感じます。


更にひどいのは「子ども手当」が継続するという大ウソのビラ。
子ども手当を「存続する」と地方組織に説明するビラを作り、自公の反発を受け岡田幹事長が陳謝したにも関わらず、今度は機関紙「プレス民主」に「『子ども手当』の存続が決定しました」と題する記事を掲載。
しかも許せないのは、そのビラの裏面にこれまでの児童手当の拡充を示すグラフとともに「児童手当は1972年の制度発足直後には総額1690億円でしたが2000年から民主党がチルドレンファーストを主張。旧政権下でも時代の要請を取り入れ政権交代前には約1兆円まで増額されました。」と書いているではありませんか。
「言ったもん勝ちか!」と言いたい。
過去、児童手当の拡充に尽力してきたのは公明党であり、恒久財源を必死の思いで確保しながら推し進めてきたわけで、民主党はそれに対しことごとく反対してきてたではないですか!
仮にも一国の政権を担っている政党がすることとは思えない、節度のない末期的状態だと思います。

2011年8月19日金曜日

手書きチラシ第3弾

なぜか、GOOGLEがきちんと機能せず、数日ブログを書き込むことができませんでした。
遅ればせながら、手書きチラシ第3弾をアップします。


2011年8月16日火曜日

「終戦記念街頭演説会」やりました。

66回目の「終戦記念日」の前日14日、池田駅と石橋駅において、公明党池田市議団4名で「終戦記念街頭演説会」を開催、不戦・平和への誓いを新たにした。

木ノ平支部長は「唯一の被爆国・日本こそ国際社会に明確な発言をする責任と権利がある。核兵器のない世界をめざし、広島、長崎から出発するという機運を、もっと強くしないといけない」と訴えました。
馬坂幹事長は「第3次補正予算に復興に向けての力強い対応策を盛り込まなければならない」との考えを主張しました。
吉本議員からは「円高による産業空洞化や雇用喪失への無策を続け、外交でも国益を損なってきた民主党政権に対し、わが国の将来を委ねるわけにいかない」と厳しく批判。
私は、「今、政治が問われているのは、日常の中にいかに平和に暮らせる基盤を築くかである。公明党は、社会的弱者が安心して暮らしていけるように現場重視の施策に取り組みます」と述べました。

ところで先日、先輩議員に教えていただき【動画】「NHKスペシャル 封印された原爆報告書」を見ました。
原爆被曝者の救済よりも、被爆データの収集のためにモルモットとして扱った日本。そしてそれを米国との戦後交渉のカードとして手渡し、その後の軍事戦略構想に供して・・・
今でも、そうした国家優先の考え方がまかり通っているように思えてなりません。放射能汚染への対応が最優先されるべき時に、政局に明け暮れるばかりの政府の姿勢は根っこは同じではないでしょうか。

66回目の「終戦記念日」を迎えて戦争という過去の出来事としてではなく、もう一度本当の意味での「平和」について考えるべきだと思います。

【動画】「NHKスペシャル 封印された原爆報告書」

2011年8月14日日曜日

『山の辺の道』を炎天下、歩いてきました。



日中はなるべく表に出ないようにといわれている猛暑のなか、奈良の『山の辺の道』を16キロ、歩いてきました。

最近、山歩きにはまっていてビギナーコースに一人で挑んでいたのですが、知人が秋に計画されてる会社のレクリェーションの下見に行くということで「一緒に行こう」と声をかけていただき、同行させていただきました。
『山の辺の道』自体は歴史あふれる人気のハイキングコースで見所満載だったのですが、さすがにハイカーはほとんどいてません。
朝の9時過ぎに天理駅を出発し、途中何度か休憩して14時半に桜井駅に到着。夕方には池田に帰ってきました。
そして、やっぱり、生ビールが旨かった!
同行した3人でワイワイガヤガヤ。こういう時はやはり、一人で歩くよりも楽しい。
いっぱいかいた汗と共に、日頃のストレスも発散してきました。

ところで、この『山の辺の道』は『東海自然歩道』にもなっていました。
『東海自然歩道』といえば箕面の明治の森にあるのは知っていたのですが、なぜこんなところにも?と思って調べてみると、なんと、箕面からここまで繋がっていたのでした。更には、この先、東京の明治の森まで全長1697キロも延々と続いているのです。
昭和44年、厚生省(後に環境省が継承)が長距離自然歩道を作る事を提案し、昭和45年から関係自治体の協力のもとに整備が始められ、昭和49年に完成したとのこと。東京都八王子市の「明治の森高尾国定公園」から大阪府箕面市の「明治の森箕面国定公園」までの11都府県約90市町村にまたがる長距離自然歩道です。
【二つの国定公園を歩道で結ぶというこの企画を契機として、道中の高原や湿原、峡谷等が次々と国定公園に指定された。 観光地でも山奥でもない、しかし自然の生態系が存在している場所を公園に指定したこの試みは、それまで観光地としての意味あいが強かった国定公園に保護林ネットワークとしての役割を持たせ、後の国定公園のあり方について示唆を与える事となった。wikipedia】

こんな雄大な計画の一端が、お隣の箕面市にあったなんて知りませんでした。奈良まで来て、地元の勉強になりました。
「定年になったら、端から端まで歩いてみたいネ」などと、ビールを飲みながら夢のような話で盛り上がりました。

2011年8月11日木曜日

マンガ「熱中症から身を守れ!」

マンガ「熱中症から身を守れ!」は公明新聞に先週掲載されていたのですが、何かと忙しかったのでスルーしていました。
しかし先日、横浜で行われたイベントに参加していた人々が多数「熱中症」で倒れたとの報道があり、また、熱中症の危険度をチェックできるAndroidアプリ「熱中症アラート」がリリースされたとの報道もありましたので、遅ればせながらホームページにアップしました。

2011年8月10日水曜日

手書きチラシ 第2弾を配布しました

今朝、お盆休み直前の、通勤途中の皆さんに手書きチラシ(第2弾)を配布しました。

今日も朝から暑くて、皆さんうんざりした表情で出勤されていました。
そんな皆さんに、ちょっとでも政治に関心を持ってもらおうと、一生懸命に作成しました。

昨日、池田市議会の議員研修があり、議会の重要な役割として
【市政と議会の動きを、いかにして市民に伝えていくか、その広報宣伝活動が大切である】
と言った主旨の話がありました。
そのためなら、今何かととり立たされている政務調査費も、遠慮しないでどんどんと使っていくべきであるとのことでした。

しかし残念ながら、この手書きチラシはほとんど費用がかかりません。
自分で書いて、30~50枚ほど輪転機でかけるだけですから。
そして、費用のかかったチラシがいいチラシと言うのと正反対の考えで、いかに見る方の興味を引き出すかがポイントなのです。
そういった意味ではまだまだの出来栄えなので、更なるパワーアップを目指していきます。

2011年8月7日日曜日

神田分団が褒められました。



本日、消防団の総合訓練が猪名川のグランドで開催され、来賓として参加してきました。
その中で、箕面市、池田市、豊中市、能勢町、豊野町の順番で〔ポンプ操法訓練〕が行われ、たまたま私の横に座っていた消防団の関係者の方が、
「池田市の神田分団の操法は素晴らしいな。」
と呟かれました。
そのかたとは面識はなかったのですが、なんだか嬉しくなって、
「そうですか!どこがよかったですか?」
とたずねたところ、
「動きがすごくスムーズ。かなり練習してきているのがわかる!」
とのことでした。
私は消防団の方とは繋がりはないのですが、地元の消防団が褒められてイヤなはずはなく、そのかたと話し込んでいろいろと教えてもらいました。
・長年にわたり団長を務めてきたので、動きを見れば日頃の訓練の度合いがわかる。
・団員は、昼間は仕事をしているので、夜に訓練をしている。
・今年は、府の操法訓練大会が9月4日に万博公園で行われ、この地域からは箕面市と能勢町が代表して出場する予定。
・そこで成績がよければ、全国大会に出場することもある。
等々、教えていただきました。

東日本大震災のときも、自分を犠牲にしてでも人々を救助しようと動かれた消防団員の活躍は有名であります。
その陰で、見えないところでのこうした地道な訓練に取り組まれておられる姿に、心から敬意を表します。

2011年8月5日金曜日

人騒がせな雑誌報道

昨日ある市民の方から、とある雑誌で「汚染がれき拡散する」という見出しをつけて、宮城・岩手のがれき処理を引き受ける予定の572自治体が紹介され、その中に池田市も含まれているが本当なのかと、問い合わせがありました。
危機管理課で、事実確認をした結果、
・原発の放射能漏れが起こる以前に、政府からの問い合わせに対する回答に対して、がれきの受け入れを可とした。
・放射能汚染がれきについては、政府からの問い合わせもなく回答をしていない。
・現在まで、がれき処理の受け入れはしていない。
とのことでした。
なお、8月3日の倉田市長の「とびある記」に、詳細が書かれています。




倉田市長「とびある記」
2011年(平成23年)8月3日 No.3558
おはようございます。池田の朝は今日も晴天のスタートです。
昨日、新聞の雑誌の広告欄の「汚染がれき拡散する」という見出しの中で、宮城・岩手のがれき処理を引き受ける予定の自治体が572自治体あり、その中に池田市も含まれているというのがありました。
まず事実から申し上げますと、3月11日以来今日まで池田市としては宮城・岩手のがれきは受け入れておりません。
受け入れを拒否したのではなくて要請がなかったからです。あの惨状を目の当たりにして、要請があれば誰が拒否できるでしょうか、もちろん放射線の汚染の話が出る前の段階です。
池田市としては政府からの受け入れ可能かどうか、その処理量はとの問い合わせに対し「日量10トンまで可能」との回答を送っています。当然のことではありますし、量としては少ないくらいだと思っています。
実は放射線以外にも問題があったのです。それは塩害です。
津波による被害、がれきがほとんどですから、当然塩水をかぶっているわけで、それを焼却処分することによる炉の傷みは通常の何倍にもなるからです。
そしてその場合の保証について、政府としては自治体間の話し合いで対応していただきたいということであったからです。
池田市でも焼却炉の延命化は政策課題の一つで、市民の皆さまにもごみの減量について協力をお願いしているところですから、炉の負担を覚悟の上でがれきの処分を引き受けることについてはちゅうちょせざるを得ないという現実もあります。
もちろん放射能汚染の問題が惹起(じゃっき)すればなおさらです。
少々長くなりましたが、そのような事情で池田市としては被災市からのがれきは受け入れておりませんので念のため申し上げておきたいと思います。

2011年8月3日水曜日

手書きチラシを作ってみました。

いよいよ8月になり、暑さも本番となってきました。今日は何と今夏最高の35度が予想されているとか・・・
どうか皆さんも、元気にこの夏を乗り越えていただきたいと願います。

さて、「手書きチラシ作成術」という本をご存知でしょうか。
回転寿司店長の出村邦彦と言う方が書かれている本で、AMAZONでもすごい売れ行きらしいです。
それで、私も購入して読んでみたところ、「なるほど!」の連続でした。
私はこれまで、イラストレーターというパソコンソフトを使ってチラシを作成してきましたが、反応はそれなりでした。
そこで今回、「手書きチラシ作成術」を参考にして作ってみました。
私的には、字も汚いし、「う~ん、かなりはずかしいなぁ~」というのが正直なところですが、先輩議員に見ていただくと「おもろいやん!」とのこと。
今朝の池田駅頭での街頭演説のときに、実験的に配ってきました。

反応は今のところ分かりません。よければメールなどでご意見をいただければ嬉しいです。
当分は続けてみようかなと考えています。